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歯を磨く時のおすすめ補助ツール

2020年5月23日

 

みなさんは歯を磨く時、歯ブラシの他に使っているものはありますか?きっとほとんどの方が歯ブラシだけでケアを終わらせているのではないでしようか。汚れを十分に落とすためには歯ブラシだけではなく、補助的なツールを使うことをお勧めします。

では、その補助ツールにはどんなものがあるのかご紹介します。

 

まず1つ目はワンタフトブラシです。

ワンタフトブラシは通常の歯ブラシと違い、先のブラシ部分が小さくて山の形をしてしています。歯の溝や細かい部分にしっかり当てることができるよう、この形になっています。毎日の口腔ケアに取り入れることで、歯ブラシだけでは取れない細かい部分の汚れまで落とすことができます。矯正治療中の方は装置の周りなどのケアにぴったりなので、ぜひ使っていただきたいと思います。先が小さくて小回りがきくので、生え始めのお子様の歯や生えてきた親知らずなどにもピンポイントでお使いいただけます。生え途中の親知らずは手前の永久歯に隠れてしまい歯ブラシが非常に当てにくいです。ケアが十分にできないと汚れが溜まり、虫歯になってしまいます。親知らずだけでなく手前の永久歯も虫歯になってしまうことがあるので、しっかりケアしましょう。また、汚れが溜まり歯茎が腫れてしまっている状態では麻酔が効きにくく、親知らずを抜きたくても抜けないことがあります。このような状態にならないようワンタフトブラシを使うことをお勧めします。

ワンタフトブラシは、通常の歯ブラシと同じように、洗って何度かお使いいただけます。

毛先が開いてきたら交換するサインです。毛が開いてしまったブラシでは十分に汚れを落とすことが出来ないので、そうなってしまったらすぐに新しいブラシに交換しましょう。

 

 

2つ目はデンタルフロスです。

歯と歯は点接触しています。接触していることから、歯間部は歯ブラシではどうしてもケアしきれません。こういった歯と歯の間から虫歯になってしまう方が非常に多いのです。デンタルフロスは歯ブラシでは磨けない歯と歯の間のケアに最適です。デンタルフロスにはいくつか種類があります。ご自身で使いやすいものや口腔内に合ったものを使うと良いですね。

 

まず糸巻きタイプです。

糸巻きタイプはご自身の指に巻いて使っていただくタイプです。基本的に使い捨てになりますが、容量が多いものがほとんどなのでコストパフォーマンスが良いと思います。慣れるまで使うのが難しいとは思いますが、慣れればそんなに時間をかけずにお使いいただけると思います。

使い方としては、まず適当な長さでフロスを取り、グルグルと中指に巻きつけます。ある程度巻き、巻いていない部分を数cm(ご自身のやりやすい長さで大丈夫です)残して親指と人差し指でフロスをつまみます。これで歯と歯の間に通していきます。ぐっと押し入れると歯茎を傷つけてしまうので、ノコギリのようにギザギザと動かしながら入れてください。入れてすぐに出すのではなく、歯と歯の間に入れた状態で右の歯にフロスを沿わせて何回かゴシゴシします。左の歯にもフロスを沿わせて何回かゴシゴシします。そうしてからまたノコギリのようにギザギザ動かして出していきます。この文章で想像していただくのは非常に難しいと思いますが、伝わりましたでしょうか?もし、わからない方やデンタルフロスの使い方の指導を受けたことのない方は当院の歯医者さんや歯科衛生士さんにお気軽にお尋ねください。きっと今よりわかりやすく説明してくださると思います。

次に柄のついているタイプです。

柄のついているものは比較的扱いやすいので、糸巻きタイプが難しい方やお子様にも使っていただけると思います。糸巻きタイプに比べると柄がついている分コストパフォーマンスは劣りますが、操作がしやすく洗って清潔にしていただくと数回使えます。ただフロス部分が乱れてきたりしたらすぐに交換してください。使い捨てのものもありますので、詳しくはパッケージをよく読んで取り扱ってください。使い方は柄の部分を持って歯と歯の間に入れるのですが、入れ方や動かし方は糸のタイプと同じように行ってください。こちらも使い方がわからなければ、お気軽にお尋ねください。

糸巻きタイプも柄付きタイプもフロス部分にワックス付きのものとワックスなし(アンワックス)のものがあります。ワックス付きは、歯と歯の間に入りやすくなるように繊維の滑りを良くしたもので、ほつれづらくなっています。普段、デンタルフロスを使っていない方は歯と歯の間に汚れが溜まっているので、まずは滑りの良い加工をしたワックスタイプを使うことをおすすめします。

使い慣れてきた方には、ワックスタイプよりもアンワックスタイプが良いと思います。ワックスがついていない分、しっかりと汚れをキャッチしてかきだしてくれます。ですので最初はワックスタイプを使って、使い慣れたらアンワックスタイプに変えてみるというのも良いのではないかと思います。

ワックス付きでも汚れは落とせますので、ご自身で使いやすい方を使っていただければと思います。

当院では糸巻きタイプ柄付きタイプ両方を販売しております。基本的には全てワックスタイプです。柄付きタイプはお子様用となっております。

もし、歯間部にデンタルフロスを通していてフロスがほつれてしまうことがあれば、それは虫歯になりかけているサインかもしれません。気になる方は早めに歯科医院を受診することをおすすめします。

 

他にもスーパーフロスというものがあります。

ブリッジが入っている方や矯正治療中の方などに向けたデンタルフロスの1つです。

スーパーフロスは初めから使いやすい長さにカットされていて、フロスの両端が硬くて細い形状になっています。 さらに、フロスの部分はフワフワのスポンジのような素材でできており、通常のフロスよりも太くできています。 ブリッジの場合、人工の歯と歯茎の間に隙間が空いていることが多いです。そのため、通常のフロスだとスカスカしてしまい、汚れが上手く取りにくいのですが、スーパースロスならしっかり除去することができます。矯正治療で歯を動かしていると歯と歯の間が一時的に開いていたり、装置の周りに汚れが溜まったりするので、そういった時にもスーパースロスがとても便利だと思います。

使用方法は上でご紹介した2つのデンタルフロスとは違ってきますし、ブリッジなのか矯正中なのかで使い方が変わってきますので、ご来院の際にしっかりとご説明致します。

 

 

最後に歯間ブラシです。

歯と歯の間が広く開いている方はフロスだと十分に汚れを取りきれないので、歯間ブラシがおすすめです。歯間ブラシには様々なサイズがあります。小さいものから大きいものまで幅広くサイズがありますので、ご自身の歯間部にあったサイズの歯間ブラシを使うことが大切です。またブラシが小さく小回りがきくため、矯正治療中の方にもおすすめです。歯間ブラシを使用する際には鏡を見ながら使用するようにしましょう。歯茎を傷つけないようゆっくり歯間部に入れ、数回ゴシゴシと往復させてゆっくり抜き出します。矯正治療中の方は歯と歯の間はもちろん、装置の周りや装置とワイヤーの間などにも使用できます。使用後は流水でよく汚れを落とし、水気を取って保管すれば数回使えます。ブラシの毛が乱れたら交換のサインです。

 

 

以上がおすすめ補助ツールのご紹介でした。

歯ブラシ以外の補助ツールを使うことの大切さ、便利さがお分かりいただけたでしょうか?

わたし個人的にはまず、大まかな汚れを歯ブラシで落としていただいてから、ご自身に合った補助ツールを使っていただくのが良いかと思っております。

補助ツールは毎食後の使用が理想的ではありますが、1日1回でも虫歯予防に繋がります。例えば、朝昼は歯ブラシだけ使用して磨き、夜に歯ブラシと補助ツールを併用するというのも良いかと思います。毎日続けることがとても大切です。歯ブラシだけではどうしても落としきれない汚れも補助ツールでしっかり落として、お口の健康を自分自身で守っていきましょう。

 

 

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